修法とは真言宗における修法というのは多くは仏様を供養する方法のことです。 さまざまな仏様を招いてその仏様に供養し、その一方で、 自らが仏様の体になり、仏様の言葉を話し、仏様の思いを 浮かべることにより仏と一体化する。 そして、その功徳をすべての人間・動物・植物などなど ありとあらゆるものに振り向けるというのが修法です。 すなわち、自分のための行とそれを他者に施する行が 一体化しています。 修法で目に見える(見せている)行として 代表的なものが護摩です。 護摩はさまざまな供物を燃やしているだけのように 見えますが、実はまず、自分自身が仏となり、そして 勧請した仏様と一体化し、その上で供物をささげる(燃やす) ことによって、すべての仏・菩薩・神様などに供養して、 その功徳をあらゆるものに与えています。 余計難しくなってきたような気がします(汗) 簡単に申しますと乱暴かも知れませんが、 「仏様の功徳を行者(修法をしている人です)が集めて 皆に分配している。」 のが修法といえます。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|